銀行は人々からお金を預かったり、企業や個人にお金を貸したりする仕事です。例えば、銀行に預けたお金をもとに別の人にお金を貸し、そのとき得られる利子が銀行の大きな収入源になります。また、口座開設や送金の手数料も銀行の仕事です。銀行はこのように「お金の仲介役」としてお金を集めて運用し、利益をあげています。
銀行で働くメリット
- 銀行員は給与水準が高く、各種手当や退職金など福利厚生も充実しています。そのため安定した収入を得やすく、生活基盤が安定します。
- 金融や経済の知識が身につき、専門スキルを学べます。融資や投資など実務を通じて金融知識を深められるため、将来ほかの仕事に転職するときにも役立ちます。
- 社会的な信用を得やすく、休日や勤務時間が安定している点もメリットです。銀行は土日祝日が休みの完全週休2日制が多く、ワークライフバランスを保ちやすい職場が多いです。
- きちんとした人が多い 金融機関の総合職は大卒以上が要件にあります。比較的規律意識の高い人が集まりがちです。
銀行で働くデメリット
- 営業ノルマや厳しい目標が課せられることがあります。大きな金額を扱うので、ミスが許されず責任も重く、プレッシャーを感じることがあります。
- 残業が多い場合もあり、常に勉強し続けなければなりません。金融商品や法律は日々変わるため、新しい知識を学び続ける必要があります。そのため業務の拘束時間が長くなることもあります。
- 銀行業界は変化が激しく、将来への不安を感じる人もいます。長引く低金利で銀行の利益が減少しており、人口減少で地方銀行の顧客減少が懸念されています。こうした変化にどう対応するかが課題です。
- 厳しい規律意識 お金を預かる 取引に仲介するという機能を持つゆえに大きな責任を伴います。情報の管理や金銭管理につねに意識しなければなりません。
- 多角化ができない 銀行の権限が大きいため 他の事業に自由に参入することはできません。限られた範囲の中で事業をする必要があります。
金利が低いとは? 0から説明
まず、「金利」ってなに?
お金を「借りる」時や「預ける」時についてくる“おまけ”や“手数料”のことだよ。
たとえば:
- 銀行からお金を借りると、使わせてもらったお礼として「利息(りそく)」を払う。
- 銀行にお金を預けると、使わせてあげたお礼として「利息(りそく)」をもらう。
この「利息の割合(%)」のことを 金利 というんだ。
📉「低金利」とは?
金利が とても低い状態 のこと。
つまり、
- 借りる人 → 利息が少なくてすむ(お金を借りやすい)
- 預ける人 → 利息が少ししかもらえない(あまり増えない)
という状態になるよ。
どうして低金利になるの?
国の経済を元気にするために、日本銀行(日銀) というところが金利をコントロールしているんだ。
たとえば、
- 不景気(景気が悪い)とき → お金を使ってもらいたい!
→ 借りやすくするために「金利を下げる」=低金利 - 景気が良すぎて物の値段が上がりすぎるとき → お金を使いすぎないように「金利を上げる」=高金利
低金利だとどうなる?
いいこと
- 住宅ローンや車のローンなどの「借金の利息」が少ない。
- 企業もお金を借りやすくなって、新しいビジネスを始めやすい。
ちょっと困ること
- 銀行にお金を預けても、利息がほとんどつかない。
- 貯金が増えにくい。
日本はずっと低金利?
そう!実は日本は 30年くらいずっと低金利 が続いているんだ。
理由は、長いあいだ「景気があまり良くならなかった」から。
日銀は「もっとお金を使ってもらおう」と思って、金利を低くしてきたんだよ。
その結果銀行はお金を貸す時の手数料があまりとれず苦境に陥っているんだ。
銀行業界の将来性と課題
銀行業界は現在、大きな変革期にあります。長く続いた低金利政策で利ざや収入が減少し、収益性の低下が課題です。また日本の人口減少で地方銀行では預金や貸出の需要減が深刻化しています。そのため銀行は統合や新サービスで対応しようとしていますが、従来型の融資・預金モデルだけでは収益が難しい状況です。
一方で、銀行業界は社会インフラとして重要な役割を担っており、すぐになくなる業界ではありません。むしろAIやフィンテック導入で業務内容が大きく変わりつつある「変革期」と言えます。銀行業界に興味がある人は、こうした動きも踏まえつつ、就職活動や利用も考えるといいでしょう。
参考資料: 銀行業界・金融業界の現状や動向に関する記事など

